うちの柔道部は、ありがたいことにかなりの大所帯でやっている。
これだけの人数でやっていると、次から次へと何かしらの問題が出てくる。
これは、人と人が関わることなので仕方がないことだが、出てこないに越したことはない。
今回の問題は、中学一年生が稽古中にヘラヘラして真面目にやらないから帰らせたいということを中学3年生が言いにきた。
なぜヘラヘラしてしまうのかという原因と解決策がわかっていないとまた繰り返してしまう。
なかなか難しい問題だが、稽古中の頑張りたいという子たちの雰囲気を壊してはならない。
本人には、私が思うことを色々と伝えたが、理解して成長してくれればと思う。
話をした後、トイレ掃除をさせた。
トイレには、神様がいる。私が中学生の時、トイレの掃除係だった。
毎日同じ掃除場所で嫌気がさしていたところに当時の東海大相模の監督から
「トイレには神様がいる、他人が嫌がることをできる人は強い人だ。」
という言葉をもらった。
その言葉のおかげで、毎日嫌なトイレ掃除を頑張ることができた。
やりたくないことに直面した時、たまにやらない選択を取ってしまうことがあるので、他人が嫌がることをできるような人になりたいと初心に帰ることができた。
稽古の最後には、練習試合をした。
一ヶ月で変わった人、あんまり変わっていない人、それぞれいるが、常に自分を良くしたいと思っているのであれば、行動をフィードバックし、次に繋げなければ意味がない。
負けやできなかったことは失敗ではない。
しかし、そこから何もしなければそれは失敗となる。
行動を失敗にするかはその後の自分の行動次第で決まる。
自分自身に置き換え、私もアップデートできるように努力していきたい。
終わり!
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