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2023 インターハイ東京都予選 団体戦

5/28 Sunday

インターハイ東京都予選の団体戦が講道館にて行われた。

今日も快晴とはまではいかないが、天気に恵まれた。

アップではいい緊張感で体を温めることができた。

道場の真ん中でアップしていたので雰囲気は出ていたのではないかと勝手に思っている。

同日に大学生の東京都学生の試合と高校生のインターハイ予選団体の試合があった。

試合前に母校の大学の試合結果を知らされた。駒澤大学に 3−3で代表戦になり、よくわからない子が代表戦に出た。なぜ、強いやつが出ていないのか、あとから知ることができた。

手が痛いだのどこか痛いだの言って、代表戦を拒んだらしい。終わってる。ここまで落ちたか。

怒りを通り越して、悲しい。呆れた。母校が2部に降格した。私が一年生の時にも2部に落ちた経験があったが、絶望を感じた。あの時以来の絶望だ。これは相当やばいことだ。在校生はこのヤバさに気づいているのだろうか。しかし、落ちてしまったという事実は変えられない。

ごちゃごちゃ言っていても結果は変わらないので原因を知り、改善し、少しでも早く一部へ昇格してほしい。

高校生の試合前にショッキングなニュースを聞き、少し気分が落ちていたが気にしていても仕方がないので切り替えることにした。

女子が2回戦で優勝候補のK高校を破り、なんと決勝戦まで駒を進めた。

一方男子は勝ち点こそしっかり取り、勝ち進んだが、細かい部分ができていない。雑な部分が目立つ内容であった。もっと細かい部分、技術的なこともやらなくてはいけないなと感じた。

準決勝、相手はK高校。

昨年のインターハイ王者、今年の高校選手権の王者である。もちろん今年度のインターハイでも優勝候補だ。

「そんな相手を倒したら、ニュースだぞ」と言い聞かせ、士気を高めてきたつもりだ。

修徳なら何かやってくれるかもと期待してもらえるような試合をしたいと思っていた。

準決勝戦のオーダーは、想定内だった。ただ、なぜK高校は帯を出ない人に渡して誘導作戦をしてきたのだろうか。

そんなことをしなくても十分強いメンバーが揃っている。一つ考えられるのは、少しうちに対して怖さがあったのではないか。

ただ、勝負に負けたので「死人に口なし」ということで何も言えない。

こちらが駆け引きをしないと勝負にならないという状況が何年も続いている。

東京からインターハイに出るためには、どんな相手にも真っ向から勝負できるチームを作らないといけない。

駆け引きなんかしなくても勝てるチーム作り。言うのは簡単だが実際に作るのはかなりの難易度だ。

試合の結果としては、1−3で負けた。

先鋒が相手選手の負傷による棄権勝ち。

その後は、良い試合をするも踏ん張れず負け。特に次鋒戦の増田は相手のポイントゲッターに対してうまく試合を進めていた。ただ、最後まで踏ん張れなかった。

結果的に1−3で敗れたが、一番K高校と接戦だった。

結果が全ての世界なので負けて何も言うことはないが、選手は良く頑張ったと思う。

選手はベストを尽くした。そこに悔いはない。

全然ダメダメなチームではあったが、やはり負けると悔しいもので、色々な思いが込み上げてくる。

大森先生も珍しく涙していた。

男子の準決勝が終わり、間もなく女子の決勝戦が始まった。

しかし、試合が始まっても大森先生は泣いていて、声を出せなかった。その代わりに私が出さないとと思い、声をかけることにした。

先鋒が払い巻き込みで一本を取るとその一点を守り切り、なんと優勝を決めた。

誰しもが優勝するとは思ってもいなかっただろう。正直、私も思っていなかった。

優勝すると言うことはすごいことだし、おめでたいことだが、正直喜べなかった。

男子が負けて、大森先生も私も気持ちが切り替えられていなかったからだ。

しかし、これを書いているときはもう切り替えができている。

女子柔道部、東京都優勝おめでとう。歴史を作ったな。

試合が終わるたびに思うことがある。

それは、自分の指導力の無さについてだ。

どうしたらもっと良いチームが作れるのか、どうしたらもっと柔道を教えてあげられるか。

今まで一回も満足できたことがない。

もっと自分で調べたり、聞いたりして、自分自身の指導力を上げていきたい。

また、試合中に思ったが応援の力は絶大である。

コロナ禍で忘れてしまっていたが、一致団結して応援する姿は素晴らしかった。

とても力になった。負けてしまったが修徳の応援が一番大きかったし、良かったと思う。

みんな大きな声を出して、中には声をからして応援してくれた人までいて、感謝しかない。

ありがとう。最高だったよ。私から生徒のみなさんへ応援賞をあげます。おめでとう。

試合後、コーチの鈴村と後楽園のシェイクシャックに行き、遅めの昼ごはんを食べた。

試合後に監督やコーチとする反省会が結構好きである。

反省会をするだけではなく、そこから次勝つために改善することが大事である。

久しぶりに食べたがめちゃくちゃ美味しかった。

ただ、17時ごろに食べたので夜ご飯が食べられなかった。まあでも美味しかったから良しとしよう。

言い忘れたが、もちろんトマト抜きだ。好き嫌いをなくしたいと思うがトマトだけは無理かもしれない。

また頑張ろう。

終わり!

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